お子さまの健康のために、ご家族は毎日気をつかっておいでになると思います。
病気になってから治療するよりも、病気にならないよう気をつけた方が良い事は皆様ご存知の事と思います。
子供の進行したムシ歯の治療は、本人はもちろん、親御さん、また治療をする側の歯科医にとっても大変なものです。そのために費やされる時間や費用だって大変な事のはずです。また、せっかく苦労して治してもまたムシ歯になったら嫌ですよね・・・
そのためには『お口の健康管理』という考え方が必要です。
痛くなってから、また苦労するよりは定期的な検診による早期治療や予防的な処置、あるいはお家での毎日の歯磨きや、おやつの改善など、長い期間にわたってお口の健康のために、大切な子供の歯を守っていきましょう。
ところで、このお口の健康管理は誰がやることになるのでしょうか?
歯科医や歯科衛生士の役割はたしかに重要です。園の先生、学校の先生など子供をとりまくすべての大人に理解してもらう必要もあるでしょう。
でもその主役は、あくまで「お母さん」「お父さん」なのです。
- 受 付
- 問診票の記入をしていただきます
- 問診(ご挨拶)
- 初めてのときはお家の方も一緒に診療室にてお話を伺います
- 診 察
- 必要に応じて、お口の検査 (今どうなっているかな)、レントゲンなど (歯は何本あるかな) 治療方法の説明 *痛みがある場合は応急処置
- 治療計画
- いちばん楽で早く終わる治療方法・計画をお子さまに合わせて提案します。
2回目からは、年齢に合わせた最適な治療方法を毎回、説明しながら治療を進めていきます。そのため、お子さまの治療中は院内にてお待ちいただきます様、お願い致します。
- ブラッシング指導
- 歯の健康のためには、お家でのケアが欠かせません。
お子さまだけでなくお家の方にもブラッシング方法、コツをお伝えします。
- 治療終了
- 治療が終了すると、定期検診に進みます。
- 診療は予約制になっていますが、多少時間がずれたり、お待ちいただく事があるかもしれません。ご了承下さい。
(30分以上お待ちの方は遠慮なく受付へお申し出下さい) - 就学前のお子様は、できるだけ午前中、または午後の早い時間に受診して下さい。
- 「何もしない」「ちょっと見るだけ」「薬をつけるだけ」等、お子様に嘘をついて連れて来ないようお願いします。
- 「歯医者さんに行けば何か買ってあげる」と言って連れて来ないようお願いします。
自分の歯が治ることが何よりのごほうびであることをお子さまにも分かってもらいたいからです。 - 日常会話に注意して下さい。「言う事を聞かなければ歯医者さんにつれていくよ」等
- 治療前の飲食は避けて下さい。乳幼児は泣いたり、ちょっとした刺激で吐いてしまうこともあります。
- 治療前にトイレ、お鼻の掃除を済ませておいて下さい。
- 治療後は、おりこうさんに治療が出来た時はもちろん、泣きながらでも治療が出来た時には必ずほめてあげて下さい。
「おりこうさんにできて、すごいね」「きれいな歯になったね」「良く頑張れましたね」等